ロボット社会資本主義

マルクス主義

1.資本家が労働者を搾取する

2.労働者の剰余価値が資本の源泉

3.剰余価値を生む生産手段を社会全体の財産に変える

4.階級のない社会が実現

5.能力に応じて働き、労働に応じて受け取る。次の段階は、能力に応じて働き必要に応じて受け取る。

6.しかし、現実の資本主義国では、剰余価値は労働者に還元され労働者は豊かになった。

 

ケインズ理論

1.有効需要の原理:供給量と需要量が交差する点を有効需要という。供給は需要によって制約される

2.この時利潤は最大になる。

3.古典派経済学で完全雇用を達成するといわれた均衡GDPは、実際にはそれを下回って発生する不完全雇用が存在する。

4.これは、貨幣が価値保存手段として存在すると貨幣に対する過大な需要が発生し、不完全雇用が生まれるためである。

5.ケインズ理論では有効需要を見据えた総需要管理政策によって完全雇用GDPを達成する。豊かさの中の貧困をなくす。

6.現在ではグローバリゼーションによって、閉鎖された経済から世界規模の経済になり、需要と供給と雇用の関係は崩れた。

 

ロボット社会資本主義(Watson Courtier理論)

1.21世紀は自動化するためのロボットが発達する。

2.人間の仕事が奪われる。

1.ロボットに働かせて人間は豊かな生活をする。(鉄腕アトムの時代)

3.このため、人間に代わる仕事をするロボットを社会資本とする。(例えば港湾作業ロボット)

4.この社会資本が生む利潤を人間に配布する。基礎的な生活資金を保証し、そのうえで人間が働く制約はしない。

5.さらに、資本家は付加価値税をかけたロボットを所有して働かせることで利潤を得ることも許可する。

6.ロボット社会資本主義の完成は社会主義と資本主義の融合。